バレエ教室と、小さな飛行機。
今日、何十年もバレエ教室を経営されているお客様とお会いしました。
以前は広いスペースで、多くの生徒さんにバレエを教えられていたようですが、
最近は徐々にパーソナルレッスンに切り替えられているそうです。
子どもの数が減ってきた。ということもあるのかもしれません。
ただ、これだけ世の中の文化や趣味が多様化すると、
一つの習い事に集まる人数も減ってきているのかな。とも思います。
そんな中で、多くの人を一度に教えるのではなく、少ない人数をじっくり教える。
人数は少なくても、一人ひとりにしっかりと向き合うビジネスに変化していっている。
そういう方向に変わってきているのかな。と感じました。
もちろん、ご本人がそういう経営戦略を考えているとおっしゃったわけではありません。
あくまで、話を聞いていた私が勝手に感じたことです。
そして、今日もう一つ。
たまたま「トキエア」という、新潟を拠点とする航空会社のことを知りました。
こちらの航空会社は、大きなジェット機ではなく、小さなプロペラ機を使っているそうです。
今まで、大きな飛行機でたくさんの人を運ぶことが効率的だった航空業界。
ただ、人口減少などで地方路線の維持が難しくなっている中、
小さな飛行機を使って、そういった地域をつないでいく。
もちろん、そんな簡単な話ではないのでしょうけど。
バレエ教室と航空会社。
まったく違う話なのですが、今日の私には、何か同じような話に聞こえました。
大きなスペースで多くの生徒を集める。
大きな飛行機で多くの乗客を運ぶ。
これまでは、それが効率的だったのかもしれません。
でも、これからは必ずしもそうではないのかな。と。
小さくして、機動力を高める。
そして、大きな仕組みでは拾いきれなかった、小さなニーズに応えていく。
何となく、今の時代にはそんなビジネスの方が合っているのではないかと思いました。
もちろん、小さくすれば成功するわけでもありません。
小さくても、しっかり利益が出なければ続けることはできませんし、むしろ難しい部分もあると思います。
ただ、事業を大きくすることだけが成長ではないのかもしれません。
小さな事業を一つずつ成立させて、それをいくつも作っていく。
そんな会社の成長の仕方もあるのかな。と。
最近、私自身もこれからの仕事のあり方を色々と考えています。
そんな中で、今日たまたま出会った二つの話。
どちらも直接自分の仕事とは関係のない話ですが、何かヒントをもらった気がしました。
まだ、何か具体的に見えているわけではありません。
でも、こういう何気ない気づきを、これからの仕事に生かしていけたらいいな。と思います。