「想定最大規模降雨」!?

勉強不足でした。

 

先日、契約前のチェックで神戸市ハザードマップを見ていると。

「計画規模降雨」と「想定最大規模降雨」というカテゴリーがありました。

 

ん!?!?

 

「計画規模降雨」を押すと、普段見慣れているハザードマップです。

しかし、「想定最大規模降雨」を押すと、その範囲が一気に拡がります。

 

色々、調べてみると、

「計画規模降雨」は30年から100年に1度の割合で起こる降雨に対しての

浸水範囲であり、

「想定最大規模降雨」は1000年に1度の割合で起こる降雨に対しての

浸水範囲であるようです。

 

神戸市東灘区はとても山と海が近く川も多いところです。

今までのハザードマップなら色がついていないところでも、

「想定最大規模降雨」になるとかなりの広範囲で色がついてきます。

 

また、不動産の取引では「想定最大規模降雨」で説明をしなさい。

ということになっております。

 

当然、災害リスクを考えること大事なことです。

 

しかし、ハザードマップを見て危険なエリアを避けようと思っている方。

買う場所がない。ということになります。

 

そう考えると、ある程度のリスクは考えつつ、場所だけで防災対策を取るのではなく、

家を建てるなら基礎を高くする。マンションなら上の階にする。

などの色々な対策も考えないといけないのかもしれません。