昨日のブログでサラッとC値という言葉を出しました。
次にこの話をしたかったので、放り込んでおきました。
超簡単に入門編として書くので、知っている方は読まなくても大丈夫です。
C値とは(参照:suumo 住宅用語大辞典より)
C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、建物の気密性能の指標として用いられています。
C値の測定は、実際に建てられた建物内で、専門の気密測定試験機を使って行います。数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます。
とのことです。
分かりますでしょうか。
断熱という言葉は皆さん分かるかと思います。
熱を遮断する。
冬なら外の寒さを家の中に入れない。部屋の中の暖かい空気を外に出さない。
夏なら外の暑さを家の中に入れない。部屋の中の冷たい空気を外に出さない。
です。
断熱はいわゆる断熱材を入れます。
ガラス繊維でできたものや、ウレタンでできたものなど色々あります。
新聞紙でできた断熱材もあるので驚きですね。
これらの断熱材を正しく入れると、断熱効果が発揮できます。
なので、昔は「弊社はこんな断熱材を入れています!」という営業トークがあったのかもしれません。
しかし、家は人の手によって建てられることが多いです。
ということは、全く同じ施工はできない。ということです。
几帳面でない人が入れると、断熱材を隙間だらけで入れてしまいます。
そうすると、正しい断熱効果が発揮できません。
そこで、出てきたのが、C値です。
隙間なく、正しく施工できている(=正しく断熱材を入れれている)かを確認できる値になります。
調べるのは、断熱材を入れ終わった後に、強い扇風機のようなもので、扉や窓を閉めた後に、家の外に家の中の
空気を無理やり出そうとしてみます。正しく施工できているなら、空気は出ません。
しかし、スカスカだと空気は出てしまいます。
その、空気がどれだけ出ているか。という値がC値です。
つまり、C値が低ければ低いほど、高気密住宅です!
お分かりいただけましたでしょうか。
土地を探して新築をされたい方、こういった話をしながら、第3者目線での建築会社さん探しの
ご相談も乗りますよ!